This is a Japanese translation of “Radical empathy

by MaxDalton 2022年 6月3日

「問題は、それらの動物が思考できるかどうかでも、話しができるかどうかでもなく、苦しむのかどうかである。いかにして法律は、苦しみを感じうる存在に対しての保護を拒むべきであろうか?」
- ジェレミー・ベンサム(1789)

この章では、私たちの道徳的配慮が含むべき対象が誰/何であるかを探る。今週は、この問題の重要な例として、特に畜産動物に焦点を当てていく。

本章の主なコンセプトは以下の通りである。

  • 公平性:最も助けを必要とする人や生き物を助ける(場所、時間、種族によって割引いて考えるのは、それらの要素が実際に道徳的に妥当である場合のみ)。
  • 期待値:何がどれだけ役に立つかについてはっきりとわからないことはよくある。そのような状況では、それぞれの結果をその事象が起こる確率で重み付けし、期待値の上で最も良さそうな行動を選ぶことが理にかなっているかもしれない。
  • 変わったアイディアを検討することの重要性(と難しさ):社会の合意形成は、歴史上多くのことで間違ってきた(例:太陽が地球を回っている、奴隷制の道徳性)。同じような過ちを犯さないためには、批判的に問題を考え、他者と協調して行動しながらも、変わったアイディアや道徳的立場を考慮する姿勢が必要である。

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